フィッシャーマン・ジャパン研究所

  1. PROJECT
  2. 人権・ダイバーシティ
  3. 水産業と福祉事業所の連携

水産業と福祉事業所の連携

宮城県石巻市

BACK GROUND

これまでフィッシャーマン・ジャパンでは、水産業の人材不足の解決に向けて、行政や漁協とともに担い手育成事業を進めてきました。担い手育成を進めていく中で、近年、これまで漁業者の親戚や関係者が担っていた、ワカメの芯抜きや牡蠣養殖のための採苗器づくり、牡蠣むきといった仕事の人材不足が明らかになってきました。今後、漁村部の人口減少により、ますます人手が足りない仕事は増えていくことが予想されます。

一方、福祉事業所では、障がいのある方の仕事が足りないという問題を抱えていました。作業可能な時間が限られていたり、利用者の勤務日が不確定である関係で給料にあたる工賃が低かったりと、仕事の種類が限られていました。

そこで、担い手育成事業で培った水産事業者とのコネクションを活用し、場所や時間に縛られない水産業の仕事を集め、福祉事業所に紹介。障がいのある方の水産業界への参画をサポートする取り組みを始めました。水産業にとって新たな担い手の育成、福祉業界にとっては仕事確保や工賃向上につながるWin-Winな取り組みです。

PROJECT TASK

福祉事業所への声がけ

福祉事業所の場所や規模、利用者の特性、勤務可能な時間によって、福祉事業所として請け負うことができる仕事の種類や量が異なります。水産事業者から依頼したい仕事に合わせて福祉事業所をマッチングしていく必要があるため、現在、石巻市内の福祉事業所を中心に声がけを行っています。2024年4月からは、石巻にある愛さんさんグループの就労継続支援B型事業所でワカメの芯抜き作業が始まり、計10人の方が作業に参加しています。

水産事業者からの仕事の切り出し

水福連携を進める上で重要なのが、水産事業者からの仕事の切り出しです。時間や場所に縛られずに担当できる仕事の方がマッチングしやすいため、そうした条件にあった仕事を選ぶことが求められます。その際、作業内容、危険度、作業量、納期、給料などのすり合わせも行います。

現在、ワカメの芯抜き作業や結び昆布の製造、牡蠣の採苗器作りなどの作業をスタートしていますが、今後も連携可能な漁師や水産加工会社を募集しています。

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MEMBER

  • 愛さんさんグループ
  • 漁業生産組合 浜人
  • 合同会社さかなデザイン
    香川幹

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